かぼちゃの種

中国ではパンプキンシードを南瓜仁と呼ばれ薬としても利用されていますが、パンプキンシードは、亜鉛、銅、マンガンなどのミネラル、ビタミンA、B1、B2、C、カロテン、リノール酸、タンパク質などを豊富に含むため、栄養価の高い食品としても利用されています。
パンプキンシードには排尿をサポートする働きがあるため、前立腺肥大などに伴う排尿困難を和らげる働きが期待できます。排尿困難を緩和する作用機序は未だ不明ですが、その働きが確かであることは臨床試験で確認されています。これは、男性だけではなく、女性にとっても有効です。 アジアでは寄生虫駆除、糖尿病やむくみの改善、傷の治療や母乳の出をよくするために食べるなど様々な用途に用いられています。
パンプキンシードに抗酸化作用と抗炎症作用があることが確認されています。パンプキンシードはカボチャの種のことで、ビタミンやミネラルが豊富といわれており、カボチャの実よりも栄養価は高いとされている。

●科名:ウリ科のカボチャ(Cucurbita pepo)の種子
●原産地:アメリカ
●成分
βカロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、ナイアシン、リノール酸などが豊富である。主なパンプキンシードの効果効能としては、貧血、低血圧、コレステロール値を下げる、中性脂肪の低下、強壮、疲労回復、老化防止、若返り、視力の維持、更年期障害、インポテンツの予防などの様々な薬効、効能があるとされている。
パンプキンシードの栄養
パンプキシードにはナッツ類に特徴的な栄養(ビタミンやミネラル)が豊富に含む。カロチン(ビタミンA)、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、ナイアシン、リノール酸などが豊富に含まれています。ビタミンB1やビタミンB2はタンパク質や脂質の代謝を促す効果があるので、疲労回復や夏バテで体力を消耗している時などに高い効果があります。

●作用・効能
貧血
中性脂肪の低下
強壮作用
疲労回復
老化防止
眼精疲労
更年期障害
夏バテ予防,夏バテ解消
泌尿器系疾患の改善

●その他
パンプキンシードは特に泌尿器系疾患の改善に効果的として注目されています。また、これらの薬効成分に注目しし、成分を抽出したパンプキンシードのサプリメントも販売されています。

●参考文献
・ハーブ検定テキスト
・家庭の中医学
・緑の薬局
・健康茶情報
・ハーブテイー薬草データベース
・薬膳情報net
・ハーブの香り
・サプリメントラボ