ギムネマ

ギムネマは、インド原産の蔓性のガガイモ科の多年草。インドの伝承医学アーユルヴェーダの中で糖尿、強壮に影響を与えるハーブとして利用されていました。ギムネマの葉を噛むと、甘味を感じなくなるため、ダイエットティーとしてもよく用いられています。ギムネマ酸は、小腸からの糖分の吸収を抑制し、血糖値の上昇を抑えるといわれています。これにより血糖を抑える働きをするインスリンの分泌量が減り、すい臓の負担が軽くなるため、糖尿病の症状を改善する効果が期待できるのです。また、糖分だけでなく脂肪の吸収も妨げる作用があり、軽度の肥満にも有効で、生活習慣病予防にもつながる。

●学名:Gymnema sylvestre ギムネマ シルベスタ
●和名:ぎむねま〔ギムネマ〕
●科名:ががいも科 ホウライアオカズラ属 つる性多年草

●成分
ギムネマ酸は、トリテルペンという骨格にグルクロン酸という糖が1個ついた形

●参考文献
・ハーブ検定テキスト
・家庭の中医学
・緑の薬局
・健康茶情報
・ハーブテイー薬草データベース
・薬膳情報net
・ハーブの香り
・サプリメントラボ