グァバ

グアバの葉:夏場に成長する。大きな葉では20cm位になる
シジュウム茶にはポリフェノールの1つであるタンニンが世界中の植物の中で最も多く含まれています。このタンニンは「抗酸化力」と「免疫力を高める作用」があり、アトピーや花粉症などのアレルギー症状に有効であると言われています。
グァバ茶に含まれるグァバ葉ポリフェノールという成分が糖を分解してブドウ糖にする酵素の働きを抑制するこうのうがあるとされます。このことから血糖値上昇が抑えられて、糖尿病の予防に効果あると言われています。
同じくポリフェノールの一種であるタンニンには、体の中の活性酸素を取り除いて血液をサラサラにする効果があります。しかも、グァバ茶はアレルギー反応の原因でヒスタミンやロイコトルエンをブロックアウトする効能もあり花粉症などのアレルギーに対する効果があると言われ、グァバ茶の効能
グアバ葉ポリフェノールの特徴は分子量が大きい
例えば、緑茶カテキンの分子量は、100~300なのに対し、グアバ葉タンニンの分子量は5000~1万。
このため腸管から吸収されることがなく、腸の中で働くといいます。
グァバ茶ポリフェノールは、腸の中ですい液アミラーゼなどの消化酵素と結合し、本来ならブドウ糖分解に向けられる消化酵素の数を減らすことができるので、血液中に入るブドウ糖の量が減り、血糖値の上昇が抑制されることになる
さらにグアバ茶の良い点は、正常な人の血糖値を下げる心配がない
糖尿病の治療薬と併用しても、相乗効果で血糖値が下がり過ぎることはない。

●学名:シジュウム グァバ
●和名:ぐぁば〔グァバ〕 ばんじろう〔蕃石榴〕
●生薬名: 蕃石榴〔バンセキリュウ〕
●科名:ふともも科 バンジロウ属 常緑高木
●原産地: 熱帯アメリカ原産
●主な産地:熱帯で栽培
●採取・製法 : グァバの葉は、夏に採取し刻んで乾燥。
●部位・形状 :グァバの葉は、短冊刻み。実は輪切り
●栽培と収穫: グァバの実は完熟前に採取し乾燥。
◆樹勢は強健・丈夫で、5年目くらいから結実するので実生で繁殖させます。
 栽培は容易で、冬季の気温が最低4~5度もあれば生育し続けます。土壌は、通気がよく、排水がよい場所を選べば特に難しくなく、温室での鉢栽培も比較的容易です。
 樹高を高くしないように、頻繁に剪定すれば5年程度で結実するようになります。
◆若葉を採取して日干しにして乾燥し適当に刻んで保存します。
 漢方では、蕃石榴葉〔ばんせきよう〕と呼び、実を刻んで乾燥したものを蕃石榴〔ばんざくろ〕と呼ぶ

●成分
葉・・クエルセチン、シオネール、ベータージトステロール、ビタミンC
実・・ビタミンC、カロテン、タンニン、ケイヒ酸メチル、ベンズアルデヒド、へクセノール、各種ビタミン
アルカリ度が高いので肉料理の後に最適!
* タンニンが多いので妊娠中の妊婦の方、貧血の方、低血圧の方にはお勧めできません。
成分
・タンニン(ポリフェノール化合物)ー抗酸化作用がありアンチエイジングに役立つ
・ビタミンBー
・ビタミンCー免疫力をつける
・カルシウム
・鉄
・セスキテルペン(精油)
・葉緑素
・葉酸
・ケルニチンー脂肪排出 糖分抑制

葉の主要成分…クエン酸、シュウ酸、乳酸、リンゴ酸、ギ酸、ビタミンA、ビタミンC、タンニンで、他に脂肪油、精油、揮発油、樹油、ビタミンB群、インスリン様成分や芳香族化合物

グァバ茶の成分表
(乾物100g中のmg%)
8.7~18.5
ナトリウム 132.5~263.3
マグネシウム 186.7~259.7
カリウム 1129~1647
リン 327.0~729.5
カルシウム 136.4~257.9
ビタミンC 11.4~33.3
タンニン 6172~10257












●効能・作用
作 用: 血糖降下、抗菌、収斂、血圧降下、鎮静、鎮咳、抗アレルギー、抗炎症
適 応 :糖尿病、高血圧、花粉症、鼻炎、アトピー、口内炎、下痢
グァバの有用成分はポリフェノール化合物であるタンニンです。糖尿病の治療インスリンの作用と似た働きをする物質が含まれており、食後の血糖値の上昇を抑える。グァバはメラニン色素の生成に関与する酵素であるチロシナーゼの抑制作用があり、美白にも役立つとされています。ポリフェノール化合物であるタンニンの他にも葉緑素、葉酸、ビタミン類、ミネラル、たんぱく質、多糖類などを含み、栄養上の効果も高いと考えられます
効能
・効果・効能・予防 ・糖尿病の予防
・動脈硬化の予防
・ストレスの予防と緩和
・高血圧の予防
・脳梗塞の予防
・心筋梗塞の予防
・アトピー性皮膚炎の予防
・アレルギー性鼻炎
・アレルギー性皮膚炎
・ニキビ
・整腸
・健胃
・口臭の予防
・花粉症の予防
・美肌効果(日焼けによるシミやソバカスを予防し美白を保つ)
・美容効果
・ダイエット効果 美容効果・・・メラミン色素の生成を抑制する酵素が含まれていてシミ対策やソバカス対策として。
ダイエット効果・・・糖尿病の治療に使われるインスリンの作用に似た働きをする物質が含まれている。

●使用方法
グァバの葉は、約5g〔大さじ1杯〕を0.5㍑の水に入れて沸騰したら弱火で5分煮出す。
グァバの実は、約10g〔一握り〕を0.5㍑の水に入れて沸騰したら弱火で5分煮出す。
ブ レ ン ド
〔単位小サジ〕 糖尿病・・・・・・・グァバ葉1/2+グァバ実1/2+バナバ1/2+サラシア1/2
アトピー・・・・・・グァバ葉1/3+甜茶1/2+ルイボス1/2+アマチャズル1/2
高血圧・・・・・・・グァバ葉1/2+グァバ実1/2+柿葉1/2+明日葉1/2

●風味
香  り: グァバの葉は、少しハッカ風の香り。グァバの実は、香りなし。
味 覚 :グァバの葉は、若干クセがあり美味しくない。グァバの実は、ほんのり甘い味がする

●使用上の注意・安全性
飲みすぎると便秘になるので注意して下さい
グァバの安全性
◆通常の摂取であれば安全であろう。
◆糖の吸収〔特定保健用食品〕の審査で、ヒトでの有用性が実証されている。

●その他
グァバの歴史
◆数千年前からグアバが栽培されていた可能性が指摘されています。
 ペルーの考古学発掘サイトでは、豆、豆さや、トウモロコシ等栽培植物と一緒にグアバの種が保存されているところが発見されています
◆スペイン人によってヨーロッパに紹介され、栄養豊富な果実として世界各地に広まる。
◆18世紀末にハワイ諸島にもたらされました
◆日本に本格的に導入されたのは大正時代初期。鹿児島県南部や奄美大島、石垣島などで栽培される。

●参考文献
・ハーブ検定テキスト
・アロマ検定テキスト
・百科事典(平凡社)
・家庭の中医学
・緑の薬局
・健康茶情報
・ハーブテイー薬草データベース
・薬膳情報net
・ハーブの香り