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紅 茶TEA

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1.原料名
2.原料用単価 A.異物の選別必要
B.異物の選別不要
C.必要量目       500g、1kg、10k、100k、1000k
3.希望形状 A.ホール
B.刻み
C.粉末
4.概論 紅茶の三大要素として「香り」、「色」、「味」があります。このうちの「色」と「味」はポットで決まってしまう。これは何故かというと単純に、抽出時間やポットでの茶葉の動きに起因する
茶葉の茶樹上での部位と、仕上げの茶葉形状で分類したものが等級である。従って味や香りを保証するものではない。
茶葉の大きさや揉捻に差があると、抽出時間にばらつきが出て味に影響が出るため、揃えるのである。
国際的に統一された規格ではないため、同じ等級でも産地によって形状に違いがある。

❒紅茶の種類
●フラワリー・オレンジ・ペコー (FOP)
茶樹の先端にあるチップ(まだ開いていない新芽のことで、芯芽と表記されることもある)をたくさん含むオレンジ・ペコーを指す。

●オレンジ・ペコー (OP)
先端から2枚目の葉を使用したもの。葉は若いものとなる。

●ペコー (P)
先端から3枚目の葉を使用したもの。葉は短い。

●ペコー・スーチョン (PS)
先端から4枚目の葉を使用したもの。葉は短いが巾広になる。

●スーチョン (S)
先端から5枚目の葉を使用したもの。葉は大型となる。

●ブロークン・オレンジ・ペコー (BOP)
オレンジ・ペコーより細かく裁断したもの。
細かいサイズはふるい分け機のメッシュの大きさで一定のサイズに揃えたものである。

●ブロークン・ペコー (BP)
ペコーより細かいもの。

●ブロークン・ペコー・スーチョン (BPS)
ペコー・スーチョンより細かいもの。

●ブロークン・オレンジ・ペコー・ファニングス (BOPF)
ブロークン・オレンジ・ペコーより細かいもの。ブレンド向け。

●ダスト (D)
ふるい分けの最後に残った粉のように細かい茶葉。主にティーバッグに使われる。
ティーバッグなお、特に高品質の茶葉として以下のものが出回っているが、等級に関しては、インド政府紅茶局が認定はしているが、茶園やディーラーが品質の良さをアピールするために勝手に付けるものである。本来のリーフ形状によるグレーディングの範疇をいささか逸脱した感もある。 チップを自然乾燥させたものをシルバーチップ、揉捻の際に出る、発酵成分を含んだ液に染まることで、乾燥後に金色に光るものをゴールデンチップという。

●ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコー (GFOP)
FOPのうち、ゴールデンチップを含むもの。

●ティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコー (TGFOP)
GFOPのうち、チップの量がとても多いもの。

●ファイン・ティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコー (FTGFOP)
TGFOPのうち、ほとんどがゴールデンチップから成るもの。このグレード表記は、本来はフラワリー・ティッピー・
ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコーであったようだ。

●シルバー・ティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコー (STGFOP)
TGFOPのうち、ほとんどがシルバーチップから成るもの。STGFOPもスペシャル・ティッピー・ゴールデン・フラワリー・
オレンジ・ペコーと表示される場合があるが、シルバー・ティッピーはシルバーチップを表す言葉である。

●シルバー・ファイン・ティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコー (SFTGFOP)
この等級は従来のカテゴリには無く、後にディーラーが追加で作ったものと推測されるが、チップの量・質ともに優れているものに付けられている。ゴールドチップ、シルバーチップ共に多く含む最上級茶葉である。こちらも本来は、シルバー・フラワリー・ティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコーといわれていた。
また、チップのみを集めたものが「貴重」とされ高額で取引されているが、紅茶の旨み・香気成分が生成される前に摘み取られるため、味と香りはほとんどなく、水色も淡い。

❒原茶では味わえない味と香りを楽しむために、複数の茶葉を混合したものをブレンドと呼ぶ。ブレンドには2通りあり、異なる産地のものを合わせる場合と、同じ産地で違う茶園や違う日にちに採取した茶葉を合わせる場合がある。また香料やその他の方法で茶葉に香りを定着させたりハーブやドライフルーツなどを混合したものは、着香茶(フレーバーティー)と呼ばれる。

・ブレックファスト
名前の通り、朝起き抜けに、あるいは朝食に添えて飲むためのブレンド。水色がかなり濃く、比較的強い渋味を持つ。イングリッシュとアイリッシュの二種があり、特に後者は渋味が強い。通常ミルクティーにして飲む。

・アフタヌーン
午後のひとときに味わって飲むためのブレンド。ブレックファストに比べると渋みが少ない傾向だが、味や香りは
パッカーにより様々。

・HMB (Her Majesty's Blend)
女王陛下のブレンドという意味。通常リッジウェイの物を指す。渋味の抜けたスッキリとした味わい。

・プリンス・オブ・ウェールズ
キーマンをベースにした、蘭の花のような香りが特徴。名称の由来は英国・皇太子時代のエドワード8世。

❒産地の名を冠したものは、各々の産地の特徴的な香味を生かしつつ年毎の茶葉の質の変化を調整し、改良したものである。
・ダージリン
・アッサム
・セイロン

❒着香茶(フレーバーティー)には香料を茶葉に吹き付けたものや、ハーブやドライフルーツなどを茶葉に混ぜ込んで着香したもの、香りの強い物質から茶葉に香りを吸着させたものなどがある。品質の良くない茶葉に商品価値をつけるために着香することが少なくない。前述の産地名のついたブレンドの中には、紅茶の香りを人工的につけた粗悪なものもある。
・アールグレイ
比較的渋みの少ないブレンドした茶葉にベルガモットの香りを付けた着香茶のこと。名前は19世紀の英国首相グレイ伯爵
を由来としている。なおキーマンに着香したものがスタンダードとされる。独特の香りが好まれ、また高温に加熱しても
香りが飛ばないことから、クッキー、ケーキ、ゼリーなどの菓子にアールグレイがよく使われる。しかしこれらは厳密に
言えば紅茶風味の菓子というより、ベルガモットの香りの菓子である。

・レディグレイ
 アールグレイをベースに、柑橘類の果皮、と矢車菊の花を加えたトワイニング社のブレンド ティ。フルーティーで爽やかな風味。

・正山小種(ラプサン・スーチョン)
 茶葉を松葉で燻して着香した着香茶。正露丸にも喩えられる燻製香が特徴で、好みが分  かれる。

・ブラッドオレンジ
(Blood Orange)
 最近果物屋さんの店頭でもよく見るようになったので、もうご存じですよね。真っ赤な果肉  が血(Blood)を連想させるところから、この名前が付いています。同じような柑橘類にピンク  グレープフルーツもありますよね!

・グレープフルーツ(Grapefruit)
 みなさんお馴染みのグレープフルーツですが、実際に木になっているところは見たことがあ りますか?たわわに実る果実が1カ所に密生してる様がぶどうのように見えるところから「 ぶどうのようになる果物」という名称が付きました

・パイナップル(Pineapple)
 英語名をご覧の通り「pine + apple」。Pineは松のことですが、ココでは松ぼっくりのこと。そう です、パイナップルの語源は「松ぼっくりのような形の果物」の意味だそうです。ちなみに  appleは昔はイチゴ以外の果物の総称に使われていたようです。

・サワーサップ(Soursop)
 ムレスナのフレイバーの中でも一番知名度の低い果物としてよく質問されるものがサワー サップです。ヨーグルトのような酸味を持っていることからこの名前が付いていますが、南  国の果物独特の形状は、ちょっとビックリです!食感はパイナップルのような感じ.。

(1) Strawberry/Fraise/イチゴ(苺)
(2) Rapsberry/Framboise/ラズベリー(木苺)
(3) Blackberry/Mure/ブラックベリー(黒実木苺)
(4) Blueberry/Myltille/ブルーベリー
(5) Cranberry/Cannberge/クランベリー
(6) Gooseberry/Groseille/グーズベリー(西洋すぐり)

・バタードラム(Buttered Rum)
 風邪を引いた時に飲むと暖まる、ホットラムにバターを入れた飲み物「バタードラム」のフレ イバーです。

・バタースコッチ(Butterscotch)
 砂糖・コーンシロップ・バターなどで作るイギリスの伝統的なキャンディー「バタースコッチ」  味のフレイバーです。

・イングリッシュクリーム(English Cream)
 バタースコッチ・キャラメル・バニラの3種のフレイバーをブレンドした、ムレスナオリジナル のフレイバーです。

❒産地
一般にインドの茶葉は葉が大きく、渋味が強い傾向にある。代表的な産地としてアッサム、ダージリン、ニルギリが知られる。

・アッサム (Assam)
 インド北部産。水色は澄んだ濃い目の紅色でミルクティーに適する。甘い芳醇な香気を持 ち、くせが無く、渋味も弱いがこくのある濃厚な味。

・ダージリン (Darjeeling)
 インド北部産。水色は透明度の高い琥珀色でストレートティー向き。世界最高と称される特徴的な香気(マスカットフレーバー、あるいはマスカテルと呼ばれる)と、好ましい刺激的な渋味(一般にパンジェンシーと表現される)を持つ。特に硬度の低い水を用いると良く香りが出ると言われる。ダージリンには、100以上の茶園が存在し、そのうちの約半数が毎週茶葉を競売に出しているようだが、日本にも知られた「キャッスルトン」「チャモン」「リーシュハット」「マカイバリ」などの高級茶葉は高値で落札されている。

・ニルギリ (Nilgiri)
 インド南部産。スリランカに近く、特長もスリランカのハイ・グロウンに似る。水色は濃い橙色でミルクティーや特にスパイスを用いるバリエーションティーに適する。フレッシュですっきりとした香気としっかりとした風味を持つ。

・ドアーズ (Dooard)
 インド北部産。水色は濃橙色。ミルクティー向き。強い渋みはなく、こくのある味だが、香気に劣る。

・シッキム (Sikkim)
インド北部産。ダージリンに似るが、渋味が弱めでこくがあると言われる。

・アルナチャル・プラディッシュ (Arunachal Pradesh)

・トラバンコール (Travancore)

・テライ (Terai)

・カングラ (Kangra)

❒スリランカ
セイロンで知られる。ウバ、ヌワラエリヤ、ディンブラ、キャンディ、ルフナの五種をまとめて、セイロン・ファイブ・カインズと呼ぶ。

・ウバ (Uva)
セイロン島南東部。水色は明るい鮮紅色で優れ、ティカップに注いだときに見られる、内側の縁に浮かびあがる金色の輪は、ゴールデンカップ、あるいはゴールデンリングと呼ばれている。好ましい刺激的な渋味(一般にパンジェンシーと表現される)を伴う芳醇な風味と、一般に薄荷に似た、ときに甘い花のような香気(茶葉により様々に変化する)を持つ。飲んだときメントール香を感じられるものが高品質とされる。濃い目のミルクティーに適する。ダージリン、キーマンと並ぶ三大銘茶の一つ。

・キャンディ (Kandy)
セイロン島中央部。水色は輝きのある紅色で冷めても濁り(クリームダウンと呼ぶ)を生じにくい。バリエーションティーやアイスティーに最適。香りは控えめで、渋みが少なく、軽く柔らかだがこくのある味。

・ディンブラ (Dimbula)
セイロン島中央部。水色は上品な橙色でアイスティーやバリエーションティーに最適。薔薇の香りに似た柔かいが強い香気を持ち、爽やかな渋味(ブリスクと表現される)を伴うが、柔らかくマイルドな風味。

・ヌワラエリヤ (Nuwara Eliya)
セイロン島中央部。水色は淡い橙赤色。ストレートティー向き。'草いきれのする'と称されるさわやかな香気を持ち、優しく穏やかな、しかししっかりとした味。

・ルフナ (Ruhuna)
セイロン島南部。水色は深紅色。ミルクティー向き。独特の強いスモーキーな香気を持っている。あくの重い濃厚な渋みを持つ。主にアラブ諸国で好まれている。

・ギャル (Galle)
ラトナピュラ (Ratnapura)

❒インドネシア

・スマトラ
・ジャワ

❒中国
 中国種の紅茶として有名なものには、祁門紅茶(キーマン・コウチャ)、雲南(ユンナン)などがある。これらはインドやスリランカのものと比べて、茶葉が細かく砕かれていない、何処か燻製のような香りがする、渋味が出にくい、という特徴がある。また、他の香りを吸着しやすい特徴があるとされ、アールグレイなどの香りをつけた紅茶は、中国産の紅茶を利用。
・祁門紅茶(キーマン・コウチャ)

 三大銘茶の一つ。「蘭の香り」に喩えられる微かなスモーキーさを漂わせ、味わいは渋みが少なく糖蜜のような甘さを持っている。イギリス女王の誕生日茶会に饗される。
・雲南(ユンナン)

アフリカでは、ケニヤ、タンザニア、マラウイ、モザンビークなどで生産されているが、その多くがブレンド用である。ケニヤに産するものは比較的良質と言われる。
5.名称 ●学名:
●英名:

●和名:
●生薬名:
●科名:

6.原産地
 産地
 栽培
 収穫
●原産地:
●主な産地:
採取・製法 :
部位・形状 :
栽培と収穫:
7.成分 ・ カフェイン
 紅茶茶葉中には、重量にして3%程度カフェインが含まれる。この量はコーヒーの3倍の量に当る。しかし、1杯当りに使用する茶葉・豆の量(抽出の効率も)が異なるため、飲用時のカフェイン濃度はコーヒーの方が高くなる(カフェイン濃度はコーヒーに比べ半分程度とされる。しかし、品種や抽出条件(加えてコーヒーでは焙煎状態)により大きく変化するため、厳密に評価するのは難しい。)。なお、紅茶に含まれるカフェインはタンニンと結びつくためにその効果が抑制されることから、コーヒーのような覚醒的作用は弱く緩やかに作用する。

・タンニン
 紅茶におけるタンニンは、エピカテキンやエピガロカテキンなどのカテキン類とその没食子酸エステル誘導体が主となっている。一般に、カテキン類は苦味を、その没食子酸エステル誘導体は渋味を持つと言われる。生茶葉中にも多量に存在する。紅茶製造においては、発酵過程において生成されるテアフラビンなどの赤色色素の前駆体となっており、その抽出液の水色に大きな影響を与える。なお、タンニンはポリフェノール化合物の一種でもある。紅茶には、茶葉重量の11%程度タンニンが含まれている。生茶葉中に、乾燥重量に換算して20 - 25%含まれる。紅茶によく用いられる茶樹の品種であるアッサム種では、このタンニンの含量が緑茶に用いられる中国種に対し1.2 - 1.5倍程度多く含まれている。

・呈色成分
 紅茶の水色は主に紅茶フラボノイドによって決まる。紅茶特有の呈色成分として知られるテアフラビンとテアルビジンが良く知られており、これらの水色に与える影響は大きい。この二つの成分が多い程、水色は鮮やかな濃い赤色となり、良品とされる。

・香気成分
 紅茶の香気はリナロール(レモン様)やゲラニオール(花の様な)といったテルペン類による影響が強いが、その他にも青葉アルコール(ヘキセノールのこと。青臭い若葉)などのアルコール類、青葉アルデヒド(ヘキセナールのこと。青臭い若葉)のようなアルデヒド類、ネロリドール(ウッディな)、サリチル酸メチル(湿布薬)をはじめ多くの物質が関与している。リナロールやゲラニオールなどのテルペン類は、生茶葉中では配糖体など不揮発性の前駆体として存在しており、これが萎凋や発酵の過程で遊離すると考えられている。

萎凋における香気成分の変化
 萎凋の際、生茶葉に含まれる青葉アルコールや青葉アルデヒドは蒸散し、次第に減少して行く。一方、細胞内の酵素の作用によりテルペン系の香気成分が集積してくる。

発酵における赤色色素の生成
 茶葉に含まれるポリフェノールオキシダーゼ(ラッカーゼとも言うEC 1.10.3.2)の作用により、カテキン類(タンニンと考えても良い)が酸化重合し、テアフラビン(橙赤色)やテアルビジン(赤色)などの赤色色素が生成する。これらの物質は茶葉にもともと含まれる紅茶フラボノイドとともに茶の水色を決定する。また、この際、いくつかの香気成分も生成される。

乾燥における香気成分の変化
 乾燥における熱風処理でかなりの香気成分が散逸する。また、糖のカラメル化も起こる。また、水分量が激減するため、製品の品質は安定する。
身近な自然で目にする木や草の中には食べられるもの・薬になるもの・入浴剤になるもの・染料になるもの等人間の生活に役立つ植物(有用植物)は多くあり、チャノキを原料とするお茶(緑茶・紅茶・青茶・黒茶等)以外の植物を用いて飲用に用いる茶葉の総称を健康茶といいます。おばあちゃんの知恵といわれる民間療法は世界各国の長い歴史のなかで人類が体得してきたもので、西洋のハーブと東洋のハーブにハーブネットでは大別しています。健康茶は自分が飲みたい時に飲み、濃度や飲量も自分に合った度合いで飲んでください。但し通院中の方はお医者さんに相談のうえその指示に従ってください。ハーブネットで紹介する健康茶は現在オリエントハーブティーのティーバックタイプのみ取り扱っています。急須・ハーブや紅茶用のガラス製ポット・大き目のティーカップにTBを1袋いれて熱湯を注ぎ2~3分位蒸らし成分を抽出しておしゃれ感覚で食後や休憩タイムにどこでも手軽に飲んでいただけます。
8.作用
 適応
紅茶にはさまざまな薬効成分が含まれています。

① 脳卒中予防・血圧上昇を抑える
ラット(ハツカネズミ)を通常のエサで飼育したものと、茶カテキンを用いて飼育した場合とでは、脳卒中による死亡が2週間も遅延する結果が報告されています。

② ガンを抑制する
ガン細胞は血液中を移動して別の組織の血管の内側に接着し、そこで増殖(転移)します。
しかし、紅茶の主な成分であるポリフェノールは、ガン細胞が別の血管に接着するのを著しく阻害することが動物実験でわかってきました。

③ 動脈硬化の進行を抑える
私たちの体に有効であるはずの血小板の凝集作用が必要以上に増進すると、今度は逆に病気を引き起こすことになるのです。血管内で血液が固まって血栓ができ、血液の循環を妨げてしまうのです。血栓が脳や心臓の動脈内にできれば、脳梗塞や心筋梗塞といった恐ろしい症状につながります。
この血栓ができる主な原因として動脈硬化の進行があげられます。動脈硬化とは簡単にいえば血管の老化現象です。血管内にコレステロールや脂肪、カルシウムなどが沈着して、血管壁が硬く、内腔が狭くなる状態をいいます。これが進むと血小板の凝集作用が高まって、血栓ができやすい状態になってしまいます。その血栓の予防に紅茶が有効であるという実験報告があります。ある大学教授のグループで、長年、お茶や野菜、果物などをはじめとする食品の血小板の凝集抑制作用を調べた結果、紅茶と緑茶に効果のあるものが多く、中でもセイロン(スリランカ)産、ケニヤ産、アッサム産の紅茶に比較的効果が強く認められました。また、別のグループではお茶のカテキン類(渋み成分)が血中コレステロールに対してどのような影響を及ぼすかの実験を行いました。そして実験の結果、カテキン類が食事により増加する過剰な悪玉コレステロールを抑える作用があることがわかりました。そのほか血栓の予防にもかなりの効果をもつものと期待されています。

④ 食中毒の解消
紅茶には殺菌作用があり食中毒の症状を和らげるのに有効な作用を持っていることも研究報告されています。以前流行したO-157も紅茶の殺菌作用で著しい効果がありました。

⑤ インフルエンザの感染を阻止する
紅茶にはインフルエンザのウィルスの活動、増殖を抑える働きがあることが確認されています。これは紅茶の中に含まれるテアフラビンの働きによるもので、A型、B型などウィルスの種類に関係なく有効に作用し、即効性があります。また細胞がウィルスに感染してしまってもその増殖を抑える働きもあります。ただし、紅茶にミルクを加えると、テアフラビンがミルクのたんぱく質と結びついて、この作用は弱まってしまいます。
また、紅茶の抗ウィルス作用を市販のうがい薬と比較したところ、予想以上に紅茶のほうに効果があることがわかりました。出がらしの紅茶で十分効果がありますので、特にインフルエンザが流行する冬場は、お出かけ前や外から帰ったら後に、毎回「紅茶のうがい」をする習慣をつけましょう。

⑥ アレルギー予防にも効果
花粉症をはじめアレルギー性鼻炎、気管支ぜんそくなど、アレルギー疾患の症状を和らげたり予防したりするのに紅茶が大変有効であることが、実験で立証されています。アレルギー反応に深く関与する抗体を持ったラット(ネズミ)に紅茶、緑茶、ウーロン茶を与えたところ、どのお茶にもアレルギーを約50%抑える効果が認められました。アレルギーには花粉症などの即時型アレルギーと、アトピー性皮膚炎のような遅延型アレルギーがありますが、どちらのタイプにも明らかな効果があったということです。

⑦ 筋肉を刺激して運動能力を高める
紅茶にはカフェインが含まれています。カフェインは筋肉刺激剤ともいわれ、その力により通常では発揮できないパワーを生み出すことも可能なのです。またカフェインは脂肪の燃焼を促進させる作用が働きますし、眠気を覚ます効果もあります。

⑧ 虫歯予防に効果的
紅茶にはフッ素が含まれています。フッ素はハミガキ粉の主成分です。

⑨ 目の疲れをとる
紅茶の抽出液をまぶたに塗ると、目の疲れを解消してくれます。これは紅茶に含まれるビタミン類やカテキン類が目の皮膚に浸透して有効に作用するからです。

⑩ 精神的にリラックスさせてくれる
紅茶を飲んだあとのほうが、精神的にリラックスしていることが認められました。しかも紅茶の香りをかいだ時点ですでにリラックス効果が表れていることがわかりました。紅茶にはリラックス効果がありますので、ストレスを解消してくれます。また、慢性疲労を感じる方にもお勧めです。

⑪ 自然に無理なくダイエットできる
カフェインには脂肪の燃焼を促す働きがあります。ただし、ダイエットする場合、砂糖を入れて飲むのは禁物です。砂糖のほうがカフェインより早く体内に吸収されるので、作用も砂糖のほうが先に出てしまうからです。ミルクは影響ありませんが、紅茶でダイエットをするなら、できるだけストレートティーをのむようにしたいものです。

紅茶でうがいの効果
インフルエンザ対策
インフルエンザに関してはウイルスの種類に関係なく、紅茶テアフラビン、緑茶カテキンがウイルス粒子を凝集させ、感染力を失わせる。あくまでも予防効果であり、ウイルスが細胞内に入り込み増殖し始めた状態ではお茶の作用は及ばない。対症療法の投薬が必要である。お茶によるうがいが予防には有効であるが、喉から鼻にかけて紅茶液が行き渡るような工夫が望ましい。

歯垢合成酵素阻害作用
カテキンやテアフラビンは歯垢合成酵素阻害作用があるので、紅茶うがいによる歯垢防止効果があるが、虫歯菌殺菌効果はそれほど強くない。紅茶に含まれるミネラルのフッ素は歯のエナメル質の強化に役立つ。

使用後の紅茶ティーバッグ活用効果
消臭効果
使用後の紅茶ティーバッグ活用方法として、包丁の臭み取りや冷蔵庫内の脱臭に用いられる。畜産舎の消臭に茶殻利用が実用化されている。茶ポリフェノールは新築家屋の建材から出るホルムアルデヒドをよく吸着するから、使用済み紅茶のティーバッグをたくさん部屋に置くことはシックハウス症候群の予防になる。

紅茶の茶殻で洗浄効果
水虫、たむし対策
茶殻で洗浄することで水虫、たむしの治療効果があるといわれている。実際、紅茶ポリフェノールの白癬菌に対する殺菌効果は証明されている。寝たきり患者の体の清拭に茶抽出液が用いられ、抗菌や消臭効果が実証された例がある。
9.使用方法 国別の飲み方
イギリス・アイルランド
イギリスといえばアフタヌーンティーなどが有名であるが、一般の家庭や喫茶店では手軽なティーバッグが殆どであり、紅茶好きや専門店、および高級ホテルなどにおいてのみ茶葉が用いられている。産業革命時代に空腹を紛らわす目的で労働者にまで普及したため、伝統的に砂糖を入れて飲まれる事が多い。

インド
 植民地時代にイギリスの影響を受けたのち、独自のチャイ文化を発達させた。
 香辛料を使ったマサーラー・チャイもよく飲まれる。ショウガの他、カルダモン、シナモン、胡椒、クローブなどの粉末が使われることが多い。特に家庭では粒や粗い塊(ホール whole)のまま使うこともあり、香辛料専用の金属製のすりばちで潰してから入れる。これらの香辛料は、茶葉と共に水の段階から入れて十分に煮出す。

 チャイのスタイル
 インドでは陶器よりも金属器のほうが清浄なものという考え方があるため、ティーカップと皿の代わりに金属の浅く広い器・細く深い器の組み合わせで出てくることがある。その他の多くの店では、厚手のガラスコップが使われている。露天のチャイ屋(チャイワラ)や鉄道の車内販売などでは、小さな素焼きのカップ(クリ)で提供され使用後そのまま使い捨てにする

香港
 イギリス流のアフタヌーン・ティーも盛んであるが、庶民はエバミルクと砂糖をたっぷり入れたミルクティーや、レモンを1/3個分程使った、レモンティーを特にアイスで楽しんでいる。また鴛鴦茶というコーヒーと合わせた香港独特の飲み物もある。

チベット
 中国雲南省などで作られる磚茶(せんちゃ。茶葉と茎を蒸して固形化したもの)とバターと岩塩、プンドを、ドンモやチャイドンと呼ばれる筒形の容器に入れ、攪拌して作る。バター茶とも呼ばれ、チベットでの重要なビタミンC摂取源である。どちらかというと味はスープに近く、主食のツァンパを練るのにも使う。

ロシア
 一人分ずつ供されたジャムをスプーンですくって舐めながら紅茶を飲むのが本場ロシアでの作法である。寒い土地で紅茶にジャムを入れると茶の温度が下がり、体を温めるのに適さなくなってしまう。またお茶そのものが渋くなってしまう。

トルコ
 トルコでは、トルココーヒーのイメージがあるがこちらは高級品で、紅茶が身近な飲み物になっている。独特の形をした紅茶をだすための器具があり、真ん中がくびれた細身のガラスコップに入れて客に振舞ってくれる。この地を旅行すると、必ずこのような紅茶にお目にかかる。さっぱりとしたアップルティーが一般的で、これとは別にハーブティーなどがある。
10.摂取量/日
11.香・味覚
12.使用上の注意
 安全性
13.その他 1・どんなポットを選ぶと良いか!
 ・できるだけ丸いものを選ぶ。
 ・保温性の高いものを選ぶ。
 ・ボーンチャイナ製が大変好ましい。
 ・鉄製のポットは絶対使わない。
 上の3つの項目はジャンピングをできるだけ起きやすい状態にする為です。水温が下がるとジャンピングが起きないから温度を保てて、さらに対流が起きやすい形というわけです。
鉄製のポットという点は紅茶に含まれるタンニンが鉄と化合して水色が悪くなることを防ぐ為です。3番目のボーンチャイナ製がいいというのは、ここにも起因しています。

2・茶葉の量について!
 茶葉の量で有名なのが「ポットの為の1杯」。これを入れるとたぶん渋い紅茶になります。硬水でいれるヨーロッパの紅茶であれば、必要な茶葉ですが、軟水の日本ではこれをいれると渋くなります。必要なカップ数分だけの茶葉がベスト。
 ティースプーンやティーメジャーでカップ数分そのまま茶葉をいれてしまうのも疑問です。別に日本茶を飲むのに決まった分量でいれてないで、茶葉に応じて量を変えているはずです。紅茶の茶葉も同じです。自分の舌で、おいしいと思う茶葉の量を探してみてください。そうすると渋いなーというイメージが拭えておいしい紅茶を楽しめると思います。

3・紅茶のに注ぎ方!
  注ぎ方で保存用ポットに移す方やカップに直接注ぐ方とパターンがあるかと思いますが、茶葉が入っているポットから注ぐときのポイントととしてフルリーフなら上下に軽く動かしながら注ぐといいと思います。茶葉が沈みきっているので軽く混ざる感じになって均等になるはずです。人によっては最後にティースプーンで軽くまぜたりするところもあります。ちなみにブロークンでこれをやると雑味が増えます。

●紅茶を入れる時には軟水がイイ !

 水道水や井戸水などの生活用水、市販のパック水などは純粋な水ではなく、いろいろな不純物を含んでいます。特にカルシウムイオンやマグネシウムイオンは、水の品質に大きな影響を与えます。水の中に含まれるカルシウムイオン/マグネシウムイオンの量のことを「硬度」と言い、その量が多い水を「硬水」、逆に少ない水を「軟水」と呼んでいます。通説として硬度0~100を軟水、硬度100~300程度を「中硬水」、硬度300以上を「硬水」と規定しています。市販のミネラルウォーターの成分表にも硬度が載っていますが、ミネラルウォーターの中でも軟水もあれば硬水もあることを知っておいて下さい。

 実際に生活の中で使い分ける時には、以下のようにすると良いでしょう。

=軟水が適している場合=

 昆布やカツオのだしをとる際にグルタミン酸等の旨味成分を引き出し、日本料理全般に適しています。
軟水を用いたご飯はふっくら香り良く炊きあがります。逆に硬水で炊飯するとご飯がパサパサになります。
日本茶や、コーヒー、及びウィスキー等の味わいや香りを引き出します。

=硬水が適している場合=

 肉の臭みを抑えたりアク汁を取りやすくするので、洋風だしをとったり、肉を使った煮物や鍋物に適してます。
エスプレッソなどの深炒の珈琲の場合は、苦みや渋みが抑えられ柔らかい味わいになる。
スポーツ後のミネラル補給。
妊産婦のカルシウム補給、またダイエットや便秘解消にも役立ちます。

 硬度の高い水で紅茶を入れると、紅茶の香りの成分が硬度成分であるカルシウムイオン/マグネシウムイオンの作用により抑えられることによって紅茶独特の渋みが引き立ち、苦みが強く感じられるようになります。スリランカではこの渋みの強い紅茶が好まれる傾向にあり、従ってB.O.P.のようなわざわざ細かい茶葉で濃い目に入れるのですが、それが硬水だとさらに強く感じられます。また紅茶の渋み成分であるタンニンと硬度成分が作用すると、濁りも発生してしまいます。


 茶葉そのものに味わいの淡いのF.B.O.P”茶葉を使い、フレイバー特有の芳香をお楽しみいただくように作っていますので、香り成分が損なわれない軟水を使っていただくことをオススメしています。これは普通の紅茶でも、軟水を使うことによって香りをよりお楽しみいただけます。

 ではご家庭の水はどうでしょうか?

  軟 水:硬度  0~100
  中硬水:硬度100~300
  硬 水:硬度 300~

 おおよその基準として言われてる数字ですが、日本の法律では飲料水に適する水質の限度としては300mg/lの硬度を飲料水として許可しているようなので、どうやら水道水=軟水とは呼べないようです。しかしご家庭の水を、簡単に軟水に変える方法もあります。

  軟化の方法は、普通にお湯を沸かすことです。「煮沸法」と呼ばれるこの方法では、水中の硬度成分の代表格である炭酸水素カルシウムが煮沸されることにより炭酸カルシウムとなって沈殿します。その時間はおよそ3~5分です。このように煮沸法によって簡単に除くことが出来る硬度を一次硬度と呼びます。
 また塩素などを含む成分に関しては煮沸では除去できないので、様々な除去機能を持つ浄水器などを使って除かねばなりません。これを永久硬度と呼びます。但し永久硬度はごく微量なので、煮沸法で十分に軟水になります。

(◎:絶対必要  ○:有った方が良い  △:無くても良い)

◎湯を沸かす道具

  ケトルや小さな片手鍋。どちらか一方だけを買うなら片手鍋がお薦めです
  ケトルなら湯を沸かす事しか出来ませんが、片手鍋ならポット代わりに
  手鍋で直接紅茶を入れたり、ロイヤルミルクティーを作ったり、いろいろ
  使えます。電気ポットの湯を使用するなら(本当はあまりお薦めではあり
  ませんが)電気ポットは高温保温(98度)が出来るもの、再沸騰機能が
  ついているものが良いです。

○ティーポット
  大きさは、自分が日常入れる紅茶の量に合った物を用意してください。
  形は底部の丸いずんぐり型(ダルマ型)が良いです。
  材質は保温性の良い陶磁器がベストですが、耐熱ガラス製のものも抽出中
  の茶葉の様子がみられて面白いです。
  ティーポットは絶対なくてはならない、という事はなく、日本茶用の急須
  で代用したり、ポットを使わず手鍋で直接入れる方法もあります。
  まあ、これから先長く紅茶とお付き合いするなら是非用意したいところで
  すが。

△ティーメジャー
  茶葉を量るスプーンの事ですが、特に揃える必要はなく、普通のティース
  プーンでも充分です。いつも同じスプーンで茶葉を量り、湯の量に対する
  最適な茶葉の量を目分量で量れるようになるとよいです。

◎ティーストレーナー
  茶漉しの事です。素敵なデザインのものがいろいろ出回っていますが、
  見た目だけに惑わされず、使い勝手の良いものを選んで下さい。
  どこにでもあるような普通の茶漉しでも充分です。
  
○量り
  茶葉は葉の大きさや形状によってかさが異なる為、同じスプーン1杯でも
  実際のグラム数は異なります。スプーンで量る際のさじ加減でもグラム数
  は結構異なってきます。
  美味しい紅茶を入れる為に茶葉を正しく量る、という事は重要です。
  そこで、慣れない内は正確にグラム数を量った茶葉が手持ちのスプーンで
  どのぐらいの盛り加減なのか、覚える為に1g単位で量れるデジタル式の
  量りがあれば便利です。絶対必要ではありませんが・・・

○キッチンタイマー
  デジタル式で1秒単位で正確な時間を計れるタイマーがあれば重宝します。
  紅茶専門店では砂時計で茶葉の抽出時間を計る店もありますが、茶葉によ
  って最適な抽出時間は異なりますので砂時計は実際的ではありません。
  (なんともいえない奥ゆかしさは捨てがたいですが・・・)
  なければ時間は時計でも計れますが、他の事に気を取られたりしてついつ
  い時間が過ぎてしまう事もありがちです。

△ティーコジー
  茶帽子。ティーポットに被せる保温用の覆いの事です。キルティング素材
  のものが主流です。冬場は特に、抽出中に冷めないようにポットに覆いを
  被せる事が奨められますが、タオルなど、手近にある布類で充分代用でき
  ます。

○ティーカップ類、ミルク入れ、砂糖入れ、その他
  紅茶とつきあうスタイルに合わせて揃えて下さい。
  見た目も美しいティーカップは紅茶の時間に優雅さと輝きを添えてくれま
  すが、使いなれたいつものマグカップで気取らず紅茶を飲むのも良いと思
  います。ティーカップを揃えるなら、紅茶の美しい水色を楽しむのには口
  が広く丸い浅型(お椀型)のカップが良いです。

●ゴールデンルールの入れ方
・ティーポットを用意する(急須でも可 蓋付きのもの)
・必ず温めて使うこと。そうしないと注いだお湯の温度が下がり成分が抽出されない。
・茶葉の量を正確に計る
・Full Leafでティースプーン小盛り1杯でカップ1杯分。
・Brokenの場合は若干少な目にする。ティーメジャーを使ってもOK!
・ポットの為の茶葉1杯は、好みによってどちらでも。
・汲みたて、沸かしたての沸騰したお湯でいれる
・紅茶は新鮮な汲みたての水を沸騰させた熱湯でいれるほどおいしくなります。
・しっかりと蒸らす
 ポットの蓋をして蒸らし、紅茶のおいしさの成分が十分に出てくるための時間が必要です。
  蒸らす時間の目安
     Full Leaf 60~240秒
     Broken Leaf 45~180秒
 蒸らす時間は水の硬度などによっても変化します。
 何度もチャレンジして自分にとって最も良い時間をさがしてください

●テイバッグの入れ方

手軽さが魅力のティーバッグ。
ティーバッグで美味しい紅茶を入れるには、まず美味しい紅茶のティーバッグを使う事。質の悪いティーバッグではいくら頑張っても美味しい紅茶は入れられません。
逆に美味しいティーバッグなら、手抜きで入れてもそこそこ美味しい紅茶が楽しめます。でも出来れば丁寧に入れて、ティーバッグ紅茶の美味しさを最大限に引き出してください。

・ティーポットを用意する(急須でも可 蓋付きのもの)
・必ず温めて使うこと。そうしないと注いだお湯の温度が下がり成分が抽出されない。
・人数分のティーバッグを用意する
・1人につき必ず一袋を用意する。バッグには一人分しか茶葉は入っていません。
・汲みたて、沸かしたての沸騰したお湯でいれる
・紅茶は新鮮な汲みたての水を沸騰させた熱湯でいれるほどおいしくなります。
・時間を守って蒸らす
 ポットの蓋をして蒸らし、ティーバッグの場合、45秒から90秒でOK。
 バッグを出すときに激しく揺すったり、絞ったりすると味が悪くなります。

コツ1
出来る限り100度に近い熱湯を用意します。
紅茶の香りは沸点に近い高温の湯で抽出する事によりひきだす事が出来ます。
できればコンロでぐらぐら沸かした湯を使うのが理想的ですが 電気ポットの湯を使う場合は、湯温設定ができる場合は湯温は最高温に設定して下さい。
再沸騰機能があるポットなら、それを利用して一時的に湯温を沸点近くに上げる事が出来ます。

コツ2
カップに熱湯を入れ、温めます。
カップが熱くなったら湯を捨て、そこにティーバッグを入れ、熱湯を注ぎます。

コツ3
抽出中は、カップに蓋をします。
小皿でも何でも良いので、カップに被せておきます。蓋をする事で、抽出中に冷めにくくなり、また香りが揮発してしまうのも防ぎます。

コツ4
ちゃんと香味が出るまで抽出します。
よく、ジャポンとカップにティーバッグを入れ、揺すって色が出たら終わり、なんて方を見かけますがそうではなく、ちゃんと旨みが出るまで抽出して下さい。
ティーバッグによって適する抽出時間は異なりますが、通常は2分~3分ぐらいです。ミルクティーにする場合は5分ぐらい必要です。

コツ5
ティーバッグを取り出す時に搾らない事です。搾ると嫌な苦味が出ます。
抽出が終わったらティーバッグを軽く揺すり、カップの中の水色が均一になったらティーバッグを引き上げ、軽く上下に振って湯を切ります。

コツ6
そのティーバッグで入れられる湯の量を守る事です。
一般的な1杯用ティーバッグなら、1個で入れられるのはティーカップ1杯の紅茶です。
ティーバッグ1個当たりの、茶葉の量が2.5gなら湯の量はティーカップ1杯(約160cc)、大きめティーバッグ(5g入り)ならティーカップ2杯(320cc~350cc)です。

●濁らないアイステイーの入れ方
・ティーポットを2つとグラスを用意する(急須でも可 蓋付きのもの)
・一つはホットティーをいれるのと同じように温めておく。もう一つには氷をあふれんばかりにいれておきます。
・グラスにも氷をたくさんいれておきます。
・茶葉の量を2倍にして紅茶をいれる
・ゴールデンルールの2倍の茶葉を使ってホットティーを作ります。蒸らし時間とかはちょっとながめ。
・急速に温度をさげる
・アイスティーのにごる原因はタンニンとカフェインの結合。これを急速に冷却して結合させないようにします。ホットティーを一気に氷入りポットへ注ぎます。

・グラスへそそぐ
・一気にポットにそそがれた紅茶は、カフェインとタンニンが結合しようとしています。
・さらに冷却するために、氷入りのグラスへ注ぎます。
・これで、にごらないアイスティーのできあがり。2段階で冷却することによって素早く冷たい紅茶ができます。しかしそのままグラスで放置しておくとやはりにごります。; そういう場合には少しお湯をいれるとクリアになりますよ。

●ストレートテイーの入れ方
・まずティーポットを温める為の熱湯を用意します。
・ティーポットに熱湯を入れておいてから、新鮮な水道水を杯数分計って沸かします。一杯分 160ccです。
・沸騰したらティーポットの湯を捨て、杯数分の茶葉を入れます。茶葉の量は、葉の大きい紅 茶(OPやFOP)ならティースプーン山盛り1杯(3g)、細かい紅茶(BOPなど)なら中盛一杯(  2.5g)が標準ですが好みにより加減してください。
・茶葉を入れたポットに完全に沸騰して泡がごぼごぼ立っている状態の湯を素早く注ぎます
・蓋をしてフルリーフ(茶葉の大きいOPやFOP紅茶)なら4分前後、細かい茶葉(BOP等)なら 2分前後抽出し、軽くかき混ぜてから茶漉しを通してカップに注ぎ分けます。
・濃すぎた場合は差し湯をして薄めて下さい。次回からは茶葉の量を減らしてみて下さい。

●美味しい紅茶の入れ方アドバイス
・紅茶は1杯分だけでは湯の量が少なすぎて茶葉の香味を充分に引き出すことが難しいですので、一度に入れる量は最低2杯分(約300cc)以上をおすすめします。
・水はくみたての新鮮な水が一番良い。保温ポットの湯や沸かし直しの湯は避けてください。
●美味しく入れた紅茶を楽しむ
・ティーポットごとテーブルへ出す場合、ちょうど良い濃さに出来上がった紅茶は茶葉を全部 濾し取ってしまい、テーブルに出すとゆっくりお茶を愉しんでいても苦くなりません。
・茶葉を濾さないでおくと、当然だんだん味が濃くなり、渋みも強くなります。それはそれで、  愉しみ方があります。 1杯目はストレートで、ポットの中で濃くなったお代わりはミルクティー で。ミルクティー向きの紅茶なら、こんな楽しみ方も時にはお薦めです。

●手鍋を使った紅茶の入れ方
・小さな手鍋に杯数分の湯を沸かします。湯を沸かしている間に分量の茶葉を計っておく。
・沸騰したら火を止めて直後に杯数分の茶葉を投入し、すぐに蓋をします。
・所定時間蒸らしたら、茶漉しを通してカップに注ぎ分けます。
・ティーポットで入れるより手軽で時間のない時に便利です。人数が多くてティーポットでは一 度に作りきれない時もこの方法がお薦め。手鍋の代わりにヤカンを使用しても良いです。
・この方法で作った紅茶をティーポットに移し、テーブルに持って行くと良いです。

●手鍋でおいしい紅茶を入れるコツ
★鍋は、料理の匂いのついていないものを使用してください。出来れば紅茶専用の手鍋を用意して下さい。
★茶葉を入れた後は決して煮立てないで下さい。煮立てるとせっかくの紅茶の香りが飛んでしまい、嫌な苦味が出ます。
★抽出時間はティーポットで入れる時より若干短めで良いです。

●ミルクテイーでチャイ
 美味しいミルクティーを作るコツは、まずミルクティー向きの紅茶を用意する事。そしてその紅茶を十分に濃く入れる事です。ミルクティー向きの紅茶としては、ウバ紅茶BOPがお薦めです。

●ミルクティーの作り方
・茶葉の量と蒸らし時間を多めにして濃く入れた紅茶に好みの量の牛乳を加えます。
・ミルクティーには普通の牛乳(成分無調整牛乳)が最適です。コーヒー用の生クリーム類は合いません。加工乳や低脂肪乳も合いません。
・牛乳を温めておく場合はには指を入れて熱いと感じる以上には加熱しない方がよいです。 牛乳は加熱しすぎると匂いが強くなり紅茶の香りを損ないます。
・熱すぎる紅茶が苦手な方、また加える牛乳の量がそれほど多くない場合は冷たい牛乳を加えてもよいでしょう。程よく冷めて飲みやすくなります。

チャイ(ロイヤルミルクテイー)の入れ方
・お鍋で作る濃厚ミルクティー
・小さな手鍋に出来あがり予定量の半量の湯を沸かし、沸騰したら火を止めながら杯数分の 茶葉を入れ、蓋をしてそのまま4~5分置きます。
・牛乳を出来あがり量になるまで加えて再度加熱し、飲み頃の温度になったら火を止め、(決 して沸騰させないこと)茶漉しを通してカップに注ぎ分けます。
・チャイの作り方としては茶葉を手鍋に入れてから弱火で煮込むのが一般的ですが、上質の 紅茶を使用する場合は煮込まないで作る方法がお薦めです。
 ぐつぐつ煮立てるとせっかくの紅茶の香りがとんでしまいますから。
・一度に作る量は、最少2杯分以上(出来上がり300cc余り)として下さい。それより少ないと  湯が少なすぎて紅茶の美味しさを上手く抽出できません。まとめてたくさん作る方が美味し く作り易いです。

●スパイス入り紅茶の入れ方
・カルダモンやシナモン、しょうが等を加えた紅茶です。
・ホールタイプのカルダモンは指で潰すか料理用ハサミで大まかに刻み、シナモンは適当に 砕きます。生姜は皮をむいて薄切りにします。
・好みの物を単独で使っても良いですし、何種類か組合わせても良いです。
・ティーポットで入れる場合は、茶葉と一緒にポットに入れて後は普通に紅茶を入れます。
・もう少ししっかりスパイスの香りを出したい時は手鍋を使用します。
 杯数分より若干多めの水とスパイスを手鍋に入れて(蒸発分も考慮して)沸騰させ、沸騰し たら弱火で数分煮込みます。
・火を止めて直後に杯数分の茶葉を投入し、蓋をして大きなフルリーフなら3~4分、細かいリ ーフなら2分ほど置いてから、茶濾しで濾して出来上がりです。
・ミルク入りにする場合は最初にスパイスを煮出す水を出来上がり量の半量プラス蒸発分に し、数分間スパイスを煮出したら火を止めて茶葉を加えて蓋をし、抽出し終わってから牛乳 を出来上がり量になるまで加えて温めます。

効能を生かして・・・
シナモンの香りは精神を安定させる効果がありますから、精神的に疲れている時やイライラしている時にはシナモン入りの紅茶がお薦めです。

生姜紅茶は体を温め、生姜の殺菌力もありますから風邪をひいたときにお薦めです。

アイスミルクティーの入れ方
・アイスミルクティーの場合はストレートアイスティーの場合より更に濃く抽出します。
・茶葉を抽出するお湯の量は通常の場合(ホットのストレートティーの場合)の3分の一ぐらい にして、出来るだけ濃く入れます。 つまり3倍の濃度で入れるという事です。
 例えば600cc(グラス2~3杯分)のアイスミルクティーを作るなら、 200ccの熱湯でティース  プーン山盛り4杯(約12g)の茶葉を抽出します。
・濃く入れた紅茶に好みの量の砂糖を溶かして甘みをつけてから、氷を満たしたグラスに注 ぎます。クリームダウンが起きて濁りますが支障ありません。
・そこへ冷たい牛乳を丁度良い濃さになるまで加えて出来あがりです。
・使用する茶葉はウバBOPなどミルクティー向きの濃厚な茶葉が適しています。
・ある程度の作り置きも可能です。氷を抜取ってから冷蔵庫で冷やしておいて下さい。(その 日の内にお飲み下さい)

お湯の量が少な過ぎると紅茶の香味をうまく抽出できないので、数人分をまとめて入れる方が良いのですがどうしても少ない量(出来上がり600cc以下)を作りたい時は、茶葉を抽出する湯の量を多くし(2倍程度の濃度で入れる)紅茶液は容器ごと水につける等して冷ましてから氷と牛乳を加えて仕上げます。
抽出濃度が薄い分、溶けた氷で薄まる割合を減らして調整し、希薄な味わいになってしまう事を防ぐわけです。

茶全般の基礎知識

私たちの生活に欠かせないお茶ですが、近年、健康に対する様々な効能が注目されています。煎茶や番茶、紅茶などのお茶は、みなツバキ科のチャという植物の葉から作られます。

●タンニンは、
植物の葉などに含まれるポリフェノールの総称で、皮をなめし(tanning)て革にするのに
使われたことからタンニンと呼ばれています。温水によって抽出されるポリフェノール化合物で、塩化第二鉄によって青色を呈し、アルカロイド、ゼラチン及び他のタンパク質を沈殿させる化合物と定義されています。化学構造の違いから、大きく二つのグループ、縮合型タンニンと加水分解型タンニンに分類されます。代表的なポリフェノールであるカテキン類を含んでいます。渋みがあります。タンニンには、抗菌作用や抗酸化作用があり、腸内細菌の改善やコレステロールの上昇抑制、血圧上昇抑制、肥満抑制、虫歯や口臭予防などの効能があります。茶葉に含まれるタンニンとしては、エピカテキン、エピガロカテキンなどのカテキン類があります。

●カフェインは、
コーヒー、コーラ、緑茶、紅茶など世界中60種類以上の植物に含まれている天然成分です。
苦味の成分です。量は緑茶に一番多く含まれます。ただし、これは、乾燥状態の茶葉とコーヒー豆を同じ重さで較べた場合で、実際に飲まれるときはコーヒーに含まれるカフェインのほうがはるかに多くなります。
また、お茶に含まれるカテキン類やアミノ酸の働きで体への吸収が穏やかになります。
覚醒作用(中枢神経刺激作用)や解熱鎮痛作用、利尿作用、強心作用、疲労回復、脂肪分解作用などの効能がありますが、副作用として不眠やめまい、不安感が表われることがあります。投薬中や妊娠中の摂取は、控えたほうがよいでしょう。妊娠中は、子宮や胎盤の血管を収縮させ、胎児が低酸素症になったり、胎児の心臓血管に直接作用したり、頻脈や不整脈を起こす可能性があるといわれています。

●テアニンは、
日本茶に含まれるうまみ成分でアミノ酸の一種です。抹茶や玉露に多く含まれ、煎茶、番茶と続きます。お茶の木の根で作られたテアニンは、葉に移動し、日光に当たると渋味成分のカテキン(ポリフェノール)に変っていきます。日光を遮って育てた、碾茶(抹茶の原料)、玉露、かぶせ茶などの茶葉にはテアニンが多く含まれます。一般に、高級な緑茶ほどテアニン含有量が多くなります。逆に言えば、カテキン含有量は高級茶ほど少なくなります。テアニンは、副交感神経の働きを優位にし脳波ではアルファ波を増加させることから、睡眠の質を改善する効果や血圧を下げるという効果、ストレスを低減する効果などがあるといわれてます。また、ある種類の抗ガン剤の働きを増強することも知られています。緑茶の抗ガン作用としては、カテキンの働きがよく知られているが、テアニン自体には抗ガン作用はありません。

●緑茶は、
お茶の中でも最も多くビタミン類を含みます。ビタミンAは、にんじんの約10倍、ビタミンCはほうれん草の3~4倍、ビタミンEは約20倍含まれます。これらのビタミンには、しみ・そばかすの抑制やストレス解消、抗酸化作用、動脈硬化予防などの効能があります。お茶に含まれるビタミン類は壊れにくく、体内に摂取されやすい性質をもちます。
特に緑茶のビタミンCは、熱に壊されず、保存に強いという特性を持っています。ビタミンCは、人間が体内で作ることができないため、外から補給するしかありません。ビタミンCは、免疫力を高め、ウィルスや細菌感染の予防効果や発がん物質の生成を阻害する効果など、多くの保健効果が確認されています。ビタミンAやEには、高い抗酸化作用があります。老化やがん化の原因と考えられる有害な活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を防止します。

●お茶を飲んだ後に残る茶殻は、
湿った茶殻に少量の塩を混ぜて急須や茶碗をこすると、茶渋が落ちます。また、湿ったままの茶殻をシンクに散らし、スポンジでこすると油汚れが取れ、脱臭にもなります。やはり湿ったままの茶殻を玄関にまいてほうきで掃くと、埃がたたず玄関がきれいになります。乾燥した茶ガラを紙袋か布袋に入れ冷蔵庫にいれて、消臭剤のかわりになります。茶殻をガーゼで包み、ぞうきんに挟んで拭くだけでも、抗菌・消臭効果が高まります。茶殻に調味料やいりゴマを混ぜて、炒ってふりかけにしたりなど、茶殻を使った料理もあります。
❒.参考文献 ・ハーブ検定テキスト
・アロマ検定テキスト
・百科事典(平凡社)
・家庭の中医学
・緑の薬局
・健康茶情報
・ハーブテイー薬草データベース
・薬膳情報net
・ハーブの香り
・サプリメントラボ